中古住宅が最強な5つの理由

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こんにちは、ニックです。
私は自身の経験から、マイホーム購入については中古住宅を推奨しています


購入する前から中古の方が優位性が高いと感じていましたが、実際に購入してローンの支払いのある生活をはじめてから、中古住宅が最強という考えが確信に変わりました。
そこで本記事では、私が中古住宅を推奨する理由について解説したいと思います。

さて、早速ですが私がマイホーム購入において中古住宅を推奨する理由は次の5つです。

  • コスパが良い
  • 消費税が掛からない(個人売買の場合)
  • 周辺状況を事前に調査できる
  • 新築同様に住宅ローン控除等の恩恵を受けられる
  • リフォーム補助金制度が充実している

次章以降で、これらの理由について個別に解説します。

なお、中古住宅の購入には個人売買と事業者が買取した物件をリフォームした物件を売買する2ケースがありますが、後者については、中古物件の販売時に新たに新築プレミアムが上乗せされるため、全くおすすめできません。

本ブログで推奨している中古物件の購入は個人売買(仲介業者を介在する場合を含む)のケースを指すことにご注意ください。

理由1:コスパが良い

中古物件を購入する最大のメリットは「コスパが良いこと」です。

新築物件の場合は新築プレミアム(建設会社等の利益)が大きく乗っているので、どうしても割高になります。新築物件は買った瞬間に建物の価値は1~2割下がるといいますが、これが新築プレミアムです。法務局が公表する木造戸建の経過年数と残価率の関係をピックアップしてみます。

築 1年 :20%減
築 3年 :30%減
築10年:50%減
築26年:80%減

上記のとおり新築物件は、購入直後の数年間の残価率の減が非常に大きいです。
これはローン支払いによる残債の減よりも価値減が大きいことで負債になり易いということで、資産形成上もかなり不利に働くことがわかります。(物価や土地価格の暴騰がなければ負債化する)

これに対して中古物件では、新築直後の資産価値の大幅減の影響を回避できます。

※ 繰り返しになりますが、事業者が買取した物件をリフォームした物件を売買する場合には、新たに新築プレミアムが上乗せされるため、全くおすすめできません。本記事でおすすめしている中古物件購入については個人売買のケースであることにご注意ください。

理由2:消費税が掛からない

住宅購入する場合の消費税は馬鹿になりません。

新築のマンションや戸建てを購入する場合、数百万円の消費税を支払うことになります。

意外と知られていないのですが、個人間の不動産取引では消費税がかかりません。
これは地味に大きいです。


理由3:値引き交渉ができる

売主の意向次第な部分はありますが、交渉によるディスカウントも可能です。

本サイトでお奨めしている長期優良住宅等の高機能中古物件の場合、残債の都合などもあり、最初の値付は高い場合が多いです。 こういった物件は意外と後からお買い得な物件に変貌する場合があるので、このあたりは別記事で詳しく書きたいと思います。

理由4:中古住宅でも住宅ローン控除等の恩恵を受けられる

中古物件であっても「住宅ローン控除」や「住宅資金特別贈与」といった税制上の恩恵は受けることが可能です。

ただし、住宅ローン控除については、新築と比して若干恩恵は小さくなります。

・個人売買であれば控除期間が10年間となる(事業者からの売買であれば13年間)
・個人売買であれば控除対象ローン上限額が2000万円となる
 (省エネ基準をクリアしていれば3000万円、事業社からの売買であれば基準が異なる)

とはいえ、そもそもの物件価格が抑えられるので、そこまで気にしなくても良いと思います。
10年間2000万円(合計140万円)でも十分な恩恵ですので、忘れず申請しましょう。


理由5:リフォーム補助制度が充実している

築10年を超えたあたりから給湯器、エアコン、トイレ、食洗機などの住宅設備の更新が必要になります。これらの設備については新築物件でも本体建築費+の外数で費用が発生しますが、中古住宅の場合は補助金をもらうことが可能です。

国や自治体では、移住支援や空き家対策として住宅リフォームに対する補助制度を準備しています。直近の大型リフォーム補助制度としては以下のようなものがあります。

・子育てグリーン住宅支援
・給湯省エネ2025事業
・既設住宅における断熱リフォーム支援事業
・長期優良住宅化リフォーム推進事業

重複した補助申請ができませんが、上手く使えば、リフォームの負担を抑えることができます。

私はある制度を使って、リビング用大型エアコン、トイレ設備、子供部屋の間取り変更(仕切り壁増築)、建具増築、敷砂利工事などを30%超の補助率で実施することができました。

これは該当していても知らない人が多い制度のように思います。

まとめ

ここまで、私がマイホーム購入では「中古物件購入が最強」と考える理由を解説しました。
経済的な側面ででの意見にはなりますが、私自身が中古住宅購入のために色々調べて感じたのは、「中古住宅は本当にお得」だということです。

ただ一方で、

・労力が掛かる(調べることや、申請作業等にかなり時間がかかる)
・勉強することが多い
・計画的な準備が必要

といったデメリットもあります。
優良物件は滅多に見つからないので、労せず益をとれるものではないということです。

ぶっちゃけ、自分がもう一回やりたいかと問われると、「二度とやりたくない」というのが本音です。私自身が非常に大変だったので、中古住宅購入手続きや補助金制度などを利用するうえで、私の経験を踏まえて助言できることを、また別の機会に記事にしたいと思います。

日々の仕事や子育てで一杯一杯の中で家づくりにも挑戦することはとても大変です。
ですが、多くの人にとって家づくりは人生で最大の買い物になるでしょうし、間違えると大きな痛手を負うことになります。

人生の勝負所と捉えて頑張りましょう。

このブログでも皆さんの助けになるような記事をかければと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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